【Python第8回】リストの値を指定しよう【list】

Python

今回は、リストの値を指定する方法についてお伝えします。

このブログを読むことで以下のことができるようになります。

  • リストの値を指定することができる
  • リストの指定の保管場所に別の値を代入できる
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リストとは

まずは前回のおさらいです。

リストとは、いくつかの値を順番に保管するのに便利なものと前回お伝えしました。

実際に、リストの中には、数字や文字列を保管することができるのですが、それらを取り出したり、すでに何か値が保管されている場所に別の値を代入したりすることができます。

実際にプログラミングして試してみましょう。

プログラミングしてみよう

それではプログラミングして試してみたいと思います。

ファイル名は、「list2」としてください。

ファイルを作ったら以下のコードを記述し、実行してください。

[5, 10, 15, 20][0]

このコードを実行すると、「5」という数字が出てくると思います。

リストには、インデックスというものが割り振られています。

例のコードの場合、「5」には0が、「10」には1が、その後には2、3とインデックスが割り振られています。
このように、インデックスとは、値の各保管場所に割り振られる通し番号のことを言います。
インデックスは、0から順番に割り振られていきます。

そして、例のコードのように、リストの後に、[ ]を書き、[ ]の中にインデックスを記入することで、そのインデックスが割り振られた保管場所にある値を取り出すことができます。
例のコードの場合、0番のインデックスが割り振られている「5」という値が取り出されるという訳です。

ある変数(値を保管するための入れ物)にリストを代入し、ある値を取り出すこともできます。

x = [5, 10, 15, 20]
x[2]

このように書くことで、インデックスが2の値である「15」を取り出すことができます。

さらに、値が入っている保管場所に別の値を入れることもできます。

x = [5, 10, 15, 20]
x[3] = 25
x

このように書くことで、[5, 10, 15, 25]と出力されるかと思います。
元々「20」が入っているところに「25」を入れることで、リストが更新されました。

  • リストには、インデックスが割り振られている
  • リストの後に、[ ]を書き、[ ]の中にインデックスを記入することで、そのインデックスが割り振られた保管場所にある値を取り出すことができる
  • ある変数にリストを代入し、ある値を取り出すこともできる
  • 値が入っている保管場所に別の値を入れることもできる

練習問題

それでは練習問題です。

①3, 6, 9, 12, 15というリストをxに代入して、リストを表示してください
②xのリストから、インデックスが2の値を取り出してください
③xのリストのインデックスが3のところに「18」を入れて、リストを表示してください

①[3, 6, 9, 12, 15]

x = [3, 6, 9, 12, 15]
x

②9

x[2]

③[3, 6, 9, 18, 15]

x[3] = 18
x

まとめ

今回は、リストの値を取り出したり、別の値を代入したりする方法についてお伝えしました。

リストは、たくさんの値を保管できるので、使う値を指定する必要があります。

そのためにも、今回の方法は覚えておく必要があるので、今後のためにも覚えておいてくださいね。

今回のPOINTはこちら↓

  • リストには、インデックスが割り振られている
  • リストの後に、[ ]を書き、[ ]の中にインデックスを記入することで、そのインデックスが割り振られた保管場所にある値を取り出すことができる
  • ある変数にリストを代入し、ある値を取り出すこともできる
  • 値が入っている保管場所に別の値を入れることもできる
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