【C言語第5回】変数について理解しよう【変数】

C/C#/C++

今回は、「変数」というものについてお伝えします。

このブログを読むことで以下のことができるようになります。

  • 変数について理解することができるようになる
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変数とは

変数と聞いて、何が思い浮かびますか?

プログラミングにおいて、変数は、「数字や文字列を入れるための箱である」と度々表現されます。

そして、変数という箱に、数字や文字列を入れることを「代入」といいます。

この後実際に変数を扱うプログラミングを行って、学習しましょう。

  • 変数とは、数字や文字列を入れるための箱である
  • 変数に、数字や文字列を入れることを「代入」という

プログラミングしてみよう

それでは、実際にプログラミングをして学んでみましょう。

ファイル名は、「var.c」としましょう。

ファイルを作ったら、以下のコードを記述し、コンパイル、実行してみましょう。

#include <stdio.h>

int main(void) {
  int x, y;

  x = 30;
  y = 10 + x;

  printf("xの値は%d\n", x);
  printf("yの値は%d\n", y);

  return 0;
}

実行結果は以下のようになるかと思います。

xの値は30
yの値は40

コードの解説

それでは、コードの解説をします。

今回説明する部分は、まずこちらです。

int x, y;

これは変数の「宣言」というものです。
「xという箱、yという箱があるよ」という宣言をこの部分で行っています。
ここで、「int」というものが出てきましたが、これは型というものです。
型については、また今度詳しくお伝えします。
ちなみに、

int x;
int y;

というように、1つずつ宣言することもできます。

次に説明する部分はこちらです。

x = 30;
y = 10 + x;

これは、「xという箱には30という値が、yという箱には10+xという値が入っているよ」ということを表しています。

次に説明する部分はこちらです。

printf("xの値は%d\n", x);
printf("yの値は%d\n", y);

この部分は前回も説明したように、” “の中に表示させたい文章を書き、%dのところに、「,」の後のxやyを表示させるということです。
これで、xの値、yの値を表示することができます。

練習問題

それでは練習問題です。

x = 25、y = 75 – xを宣言して、xの値とyの値を表示するコードを記述してください。

#include <stdio.h>

int main(void) {
  int x, y;

  x = 25;
  y = 75 - x;

  printf("xの値は%d\n", x);
  printf("yの値は%d\n", y);

  return 0;
}

まとめ

今回は変数についてお伝えしました。

変数は、C言語だけでなく、全てのプログラミング言語について必要な知識です。

ぜひ覚えておきましょう!

今回のPOINTはこちら↓

  • 変数とは、数字や文字列を入れるための箱である
  • 変数に、数字や文字列を入れることを「代入」という
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