今回は、「変数」というものについてお伝えします。
このブログを読むことで以下のことができるようになります。
- 変数について理解することができるようになる
変数とは
変数と聞いて、何が思い浮かびますか?
プログラミングにおいて、変数は、「数字や文字列を入れるための箱である」と度々表現されます。
そして、変数という箱に、数字や文字列を入れることを「代入」といいます。
この後実際に変数を扱うプログラミングを行って、学習しましょう。
- 変数とは、数字や文字列を入れるための箱である
- 変数に、数字や文字列を入れることを「代入」という
プログラミングしてみよう
それでは、実際にプログラミングをして学んでみましょう。
ファイル名は、「var.c」としましょう。
ファイルを作ったら、以下のコードを記述し、コンパイル、実行してみましょう。
#include <stdio.h>
int main(void) {
int x, y;
x = 30;
y = 10 + x;
printf("xの値は%d\n", x);
printf("yの値は%d\n", y);
return 0;
}
実行結果は以下のようになるかと思います。
xの値は30
yの値は40
コードの解説
それでは、コードの解説をします。
今回説明する部分は、まずこちらです。
int x, y;
これは変数の「宣言」というものです。
「xという箱、yという箱があるよ」という宣言をこの部分で行っています。
ここで、「int」というものが出てきましたが、これは型というものです。
型については、また今度詳しくお伝えします。
ちなみに、
int x;
int y;
というように、1つずつ宣言することもできます。
次に説明する部分はこちらです。
x = 30;
y = 10 + x;
これは、「xという箱には30という値が、yという箱には10+xという値が入っているよ」ということを表しています。
次に説明する部分はこちらです。
printf("xの値は%d\n", x);
printf("yの値は%d\n", y);
この部分は前回も説明したように、” “の中に表示させたい文章を書き、%dのところに、「,」の後のxやyを表示させるということです。
これで、xの値、yの値を表示することができます。
練習問題
それでは練習問題です。
x = 25、y = 75 – xを宣言して、xの値とyの値を表示するコードを記述してください。
#include <stdio.h>
int main(void) {
int x, y;
x = 25;
y = 75 - x;
printf("xの値は%d\n", x);
printf("yの値は%d\n", y);
return 0;
}
まとめ
今回は変数についてお伝えしました。
変数は、C言語だけでなく、全てのプログラミング言語について必要な知識です。
ぜひ覚えておきましょう!
今回のPOINTはこちら↓
- 変数とは、数字や文字列を入れるための箱である
- 変数に、数字や文字列を入れることを「代入」という